あらすじ
その行為に「救い」が? 心を揺さぶる六篇の極上ドラマ。『教場』の著者が紡ぐミステリ集! 不始末を犯したかつての弟分の落とし前をつけるため、兄貴分がとった行動は?(「最期の晩餐」)元警察官が殺害現場で綿密な証拠隠滅を図る。親子の刑事は真相を見破れるのか。(「ガラスの向こう側」)放火犯として刑事に疑われた知的障害のある少年。夏休みの予定を時間割として書くことに容疑と関わりが?「夏の終わりの時間割)
元警官、ヤクザ、ノビ師……
犯行動機に隠された「想い」とは?
巧妙に仕掛けられた伏線、トリック、ラストに驚嘆!
『教場』『傍聞き』の著者が紡ぐ最高のミステリ集!
その行為に「救い」はあるのか。心を揺さぶる六篇の極上ドラマ
不始末を犯したかつての弟分の落とし前をつけるため、兄貴分がとった行動は?
ーー「最期の晩餐」
元警察官が殺害現場で綿密な証拠隠滅を図る。親子の刑事は真相を見破れるのか。
ーー「ガラスの向こう側」
放火犯として刑事に疑われた知的障害のある少年。
夏休みの予定を時間割として書くことに容疑と関わりが?
ーー「夏の終わりの時間割」
様々な境遇の人に真摯に向き合い一筋の光を与える長岡弘樹さんならではの真骨頂!
大盛堂書店 山本 亮さん
ほろ苦くも、優しく温かな読後感のある上質な作品集。
ジュンク堂書店吉祥寺店 河合駿介さん
ストーリーは理知的で緻密。そして人間の優しさが行間から溢れでている。
三省堂書店有楽町店 内田 剛さん
作品考察・見どころ
長岡弘樹氏は、削ぎ落とされた筆致で人間の業と情の深淵を描き出す名手です。本作は、冷徹な論理で謎を解くミステリの醍醐味の中に、罪を犯してでも守りたかった「誰かへの祈り」を鮮烈に浮かび上がらせます。緻密な伏線が回収される瞬間、読者が目にするのは巧妙なトリックではなく、剥き出しになった魂の救済そのものです。 社会の境界線に生きる人々が選ぶ決断は、時に法を超えた聖域を感じさせます。事件の裏に隠された哀切な動機が明かされるとき、物語は凍てついた心を溶かす福音へと変貌するのです。理知的な構成と行間に宿る圧倒的な慈しみ。タイトルの「SAVE」に込められた真意に触れるとき、震えるような感動が押し寄せます。



