本格ミステリ作家クラブ/飴村行/長岡弘樹/友井羊/戸田義長/白井智之
「ゴルゴダ」飴村行「逆縁の午後」長岡弘樹「枇杷の種」友井羊「願い笹」戸田義長「ちびまんとジャンボ」白井智之「探偵台本」大山誠一郎
本作は、現代ミステリの精鋭たちが「論理」という牙を剥き出しに競い合う極上の短編画廊です。飴村行の剥き出しの狂気から白井智之の歪な推理美学まで、全篇が犯人捜しの枠を超え、人間の深淵に潜む業を鮮烈に描き出しています。知的な遊戯としての本格ミステリが、これほどまでに血の通った文学的陶酔をもたらす事実に、読者は驚嘆せずにはいられないでしょう。 長岡弘樹の叙情的な眼差しや大山誠一郎の結晶的な推理は、技巧の粋を尽くしながら読み手の魂を強く揺さぶります。論理の刃が日常の皮膜を切り裂く瞬間、あなたはミステリという芸術の真髄を目撃するはずです。
長岡 弘樹 は、日本の小説家、推理作家。山形県山形市出身、在住。山形県立山形東高等学校、筑波大学第一学群社会学類卒業。