あらすじ
ISBN: 9784167902537ASIN: 4167902532
戦後最年少直木賞作家の初エッセイ集
就活生の群像『何者』で戦後最年少の直木賞受賞者となった著者。この初エッセイ集では、天与の観察眼を駆使し、上京の日々、バイト、夏休み、就活そして社会人生活について綴る。「ゆとり世代」が「ゆとり世代」を見た、切なさとおかしみが炸裂する23編。『学生時代にやらなくてもいい20のこと』改題。”圧倒的に無意味な読書体験”があなたを待っている!?
直木賞作家・朝井リョウが放つ本作の真髄は、肥大した自意識と冷徹な客観性が生み出す、唯一無二の滑稽美にあります。ゆとり世代というレッテルを逆手に取り、日常の些細な躓きを文学的な事件へと昇華させる手腕は見事です。研ぎ澄まされた観察眼で綴られる「無意味な瞬間」の数々は、実は私たちの生を支える切実な愛おしさに満ちています。 著者は自らを道化として差し出しながら、現代社会の歪みや若者の孤独を軽やかに笑い飛ばします。一見自虐的なエッセイですが、その行間には効率性ばかりを求める世界への静かな抵抗が息づいています。読み終えた後、あなたの平凡な日常が、最高に輝かしい喜劇へと一変する驚きをぜひ体感してください。
朝井 リョウ は、日本の小説家、ラジオパーソナリティ。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少(23歳)である。2026年には『イン・ザ・メガチャーチ』で第23回本屋大賞を受賞した。