朝井リョウ
『時をかけるゆとり』『風と共にゆとりぬ』に続く第三弾にして完結編。怒涛の500枚書き下ろし!頭空っぽで楽しめる本の決定版!修羅!腹痛との戦い戦慄!催眠術体験迷惑!十年ぶりのダンスレッスン他力本願!引っ越しあれこれ生活習慣病!スイーツ狂の日々帰れ!北米&南米への旅etc……一生懸命生きていたら生まれてしまったエピソード全20編を収録。楽しいだけの読書をしたいあなたに贈る一冊です。
朝井リョウの真骨頂は、肥大した自意識と肉体の不全を、一切の妥協なく「至高の娯楽」へと昇華させる超絶的な言語感覚にあります。本作は、現代を代表する知性が日常の摩擦や生理現象に全力で対峙し、精緻な語彙を尽くしてその滑稽さを描き切った、究極の自己解体文学です。 ただ笑えるだけでなく、そこには大人にならざるを得ない人間の哀しみと、それでも消えない個の叫びが凝縮されています。全力で空回りする著者の姿は、読者の心の奥底に潜む「不器用な自分」を力強く肯定してくれるはずです。これこそが、知性の無駄遣いを極めた、現代最高峰のエンターテインメントなのです。
朝井 リョウ は、日本の小説家、ラジオパーソナリティ。2013年、『何者』で第148回直木三十五賞受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少(23歳)である。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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