小沢昭一/土方鉄
日本の芸能を創造し担ってきたのは、社会の最底辺にあって、生きる糧を得るために芸を演ずるほかなかった人びとであった。厳しい差別を受けながらも、その辛さを逆手にとって彼らがしたたかに生み出した芸は、民衆の生活に豊かな潤いを作り出してきた。猿楽能、大道芸、放浪芸など、生活と労働に結びついた芸能の原初の姿を追い求めて全国各地を歩き、テレビ登場後の芸能界の繁栄の裏で失われつつある芸能の本質に迫る。
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