あらすじ
『ハートンと夢のものがたり3』
たった一まいのばんそうこう - よりそう ゆうき -
「つよい人になりたい。だれかを助けられる、スーパーヒーローみたいに。」
ベッドの中でぎゅっと目をつむった“わたし”の前に、やさしい光とともに現れたのは、ハートの目をした小さなスカルーーハートン。
学校では、ミナちゃんがまだ元気なさそうに座っている。まわりの子は気づいていないのに、わたしだけが気づいてしまう。
声をかけたい。でも、こわい。どうしたらいいの?
ハートンはそっと言います。
「逃げたんじゃないよ。きみは迷ったんだ。相手をたいせつに思っているからだよ。」
物語の途中で語られるのは、フローレンス・ナイチンゲールの“勇気”。
だれもが嫌がる場所に、自分から入っていく強さ。
暗い夜にランプを持って、一人ひとりを見回り、
「だいじょうぶですよ」「ここにいますよ」と寄り添った人の姿が、
わたしの胸の奥を、少しずつあたためていきます。
そして迎える教室の朝。
わたしはミナちゃんの席のそばへーー
「おはよう」の代わりに、ポケットから出したのは、かわいいばんそうこう一枚。
そっと机に置いて、ちょっとだけ笑ってみせる。
それは小さな“おまじない”であり、心を守る“よりそう勇気”のしるしでした。
やさしさは、特別なことじゃなくていい。
ただ、そばにいるだけで、心は救われる。
「Never give up on kindness(やさしさを あきらめないで)」
小学生の子どもたちに、“強さ=だれかを思う力”をそっと届ける、あたたかな絵本です。
【こんなときにおすすめ】
・新学期/友だち関係でドキドキするとき
・落ちこんでいる子に、どう寄り添えばいいか迷うとき
・親子・先生と「思いやり」や「勇気」を話したいとき
文・絵:JUN 原案:ふうか 企画・制作:HEARTON PROJECT










