あらすじ
複言語(や多言語)という語が、今世紀に至り、ずいぶん聞かれるようになった。
しかし、個人的には率直に、教員自身が単言語に準ずるのに、受講者に複言語に期待することも見かける気がする。
本書では、地方国立大勤務30余年で定年退職した一教師が、偽りではない数奇なこれまでの教歴などを、自慢ではないがあえて振り返り、複言語に関しての提言としたい。
国立大の専任講師に採用されたが、そこではフランス語の教員ということでありながら、国語学のポストであった。採用ももちろん、当時の助教授昇任や、修士課程担当では、国語学の審査であった。
外国語でこそないが、まずもってこれからして複言語である。
同時期に赴任したドイツ語の教員の急逝で、ドイツ語を一コマながら半年担当した。
内地留学に行ったラテン語担当の教員の代講をしたら、そのままにされた。
英語の雑誌から依頼原稿があった。
中国の大学と姉妹提携し、輪番制で中国語を担当することになったが、漢文学の教員が入院し、繰り上げで初年度の担当となった。
ロシア語の教員の産休と育休で、スペイン語で1年間、開講した。
学生の求めに応じて、エスペラントの卒論を引き受けた。
英語以外で6言語である。
ISBN: 9784815050023ASIN: 4815050023












