あらすじ
ISBN: 9784488105457ASIN: 4488105459
平和で牧歌的なロンドン近郊の村セント・メアリ・ミードで、思いもよらぬ凶悪な殺人事件が起こった。牧師館を舞台に、地元の名士である治安判事が殺されたのだ。初めは単純に思われた事件の捜査は難航し、疑惑の霧が村中に立ちこめるようになったとき、その鋭い観察眼と明晰な頭脳で事件の真相に迫ったのは、意外にもおしゃべりでせんさく好きな老嬢、ミス・マープルであった。

英南西部デボンシャー出身。12歳まで家庭で読み書き計算や音楽の教育を受ける。1905年から5年間、家族で渡仏し、この頃から文学にのめりこんで短編小説を書くようになる。14年に結婚。第1次世界大戦中は看護師として働き、18年の終戦後は夫とロンドンに転居した。 16年に書きあげた初の長編推理小説「スタイルズ荘の怪事件」で名探偵エルキュール・ポアロを生みだし、同作は20年に出版されベストセラーとなる。以降は「秘密機関」(22)や「ゴルフ場殺人事件」(23)などのミステリー小説を次々に発表し、人気作家として大成。しかし夫アーチーに愛人がいたことが発覚し、アガサは失踪事件を起こして28年に離婚する。 30年、考古学者のマックス・マローワンと再婚して世界各地を旅し、その旅先は「オリエント急行殺人事件」(34)をはじめとする小説の舞台となった。34年、オックスフォードシャーに転居。第2次世界大戦中はロンドンの薬局で働き、後に作品内で生かされる薬や毒の知識を得た。56年と71年の2度、大英帝国勲章を受章。74年まで執筆活動を続け、76年に老衰のため死去した。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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