日々、うつわ
あらすじ
ISBN: 9784416713167ASIN: 4416713169
人気の沖縄や小鹿田焼、出西窯、湯町窯などの民藝の窯場のうつわの解説と、それぞれのうつわにあう料理とそのレシピ集。
本書は単なる器の紹介本ではなく、作り手の情熱と使う者の生活が交差する「用の美」を追求した至高の生活芸術論です。沖縄の力強い土着性や出西窯の端正な美しさが、萩原氏の情感溢れる筆致で鮮やかに描き出されています。器という静物がいかに日々の営みに呼吸を吹き込むかという、深淵なテーマを力強く提示している点が最大の魅力と言えるでしょう。 特筆すべきは、器と料理を等価に扱うその思想的深みです。器の背景にある風土を理解し、その器に最も相応しい料理を添える。この幸福な調和こそが本作の核心であり、読者は自らの暮らしを慈しむための哲学を受け取ることになります。ページをめくるたび、平凡な日常が特別な輝きを放ち始める。そんな濃密な美の体験を約束する一冊です。

2007年、米ロサンゼルスのアート・センター・カレッジ・オブ・デザイン映画学部を卒業。翌08年に帰国し、映像ディレクター集団「THE DIRECTORS GUILD」の養成機関「THE DIRECTORS FARM」に参加。ソフトバンク、TOYOTA、コカコーラといった大企業のTVCMをはじめ、MVやショートフィルムの演出を多数手がける。12年「THE DIRECTORS GUILD」に正式加入し、翌13年、初の長編脚本「Spectacled Tiger」がサンダンス映画祭でサンダンス・インスティテュート/NHK賞を受賞。17年、石田スイの人気コミックを実写映画化した「東京喰種 トーキョーグール」(17)で長編映画監督デビューを果たす。そのほか、演出を手がけた作品にTVドラマ「嘘なんてひとつもないの」(17)などがある。