あらすじ
暮らしのなかに民藝を上手に取り入れている 哲学者、編集者、デザイナー、料理研究家、民藝店の店主など 14組の愛用の民藝の品々と生活スタイルを紹介します。 民藝の選び方と愉しみ方がわかります。 【目次】 鞍田崇さん(哲学者、明治大学理工学部准教授) ルーカスB.B.さん・バルコ香織さん(雑誌『PAPERSKY』編集長) 竹中紘子さん(料理家) 鈴木善雄さん・引田舞さん(商業施設「CASICA」プロデューサー) 豊村昭子さん(雑貨店「WOLK」店主) 高井鉄郎さん・藍田留美子さん(山ぶどう細工職人、黒板職人) 松崎薫子さん(編集者) 山本桂諒さん・愛子さん(民宿・蕎麦屋「山本屋」当主) 安土草多さん(ガラス工芸作家) 朝倉圭一さん・佳子さん(民藝店「やわい屋」店主) 服部滋樹さん・知香さん(graf代表、クリエイティブディレクター) 多々納真さん・昌子さん・朋美さん(出西窯代表、出西織代表) 須波隆貴(いかご職人) 倉敷本染手織研究所(民藝と染織を学ぶ女学校)
ISBN: 9784767829593ASIN: 4767829593
作品考察・見どころ
本書は単なる工芸品の紹介本ではない。そこに綴られているのは、物と人が響き合い、日常を慈しむための崇高な生活哲学である。名もなき職人の手による民藝が、十四組の生活者の空間でいかに呼吸し、人生を豊かに変容させているか。萩原健太郎の視点は、単なる機能美を超え、使い手と作り手の魂が邂逅する瞬間のきらめきを鮮やかに捉えている。 選ぶという行為は、自らの生き方を研ぎ澄ます思索の旅だ。ページを捲るたび、手仕事の歪みや静謐な佇まいが、加速する現代で忘却された「真の美」を訴えかけてくる。本書を閉じるとき、あなたは身近な道具に宿る命に気づき、自らの暮らしを美しく編み上げたいという、熱い渇望に突き動かされるに違いない。














