【バーゲン本】侍役者道ー我が息子たちへ
あらすじ
ISBN: 4528189888722
2021年急逝した俳優・千葉真一の自伝。オリンピック出場を怪我で挫折しながらも、その身体能力を生かし、やがて世界的スターに成長していく様が、交流があったさまざまな俳優や映画人とのエピソードなどを交え、語られる。初めて明かされる名作映画の製作秘話、そして、子どもたち、真剣佑、郷敦への思い、本邦初公開となる海外の有名俳優とのショット、子どもたちとの秘蔵写真も満載。

千葉真一、あるいはサニー千葉。彼は単なるアクションスターの枠を超え、肉体を極限まで研ぎ澄ますことで「動」の美学をスクリーンに刻みつけた、日本が世界に誇る不世出の表現者です。福岡に生まれ、器械体操で培った驚異的な身体能力と、極真空手で鍛え上げた不屈の精神。その融合は、特撮ヒーローとして産声を上げた彼のキャリアを、1974年の「激突!殺人拳」を機に一気に国際的な高みへと押し上げました。凄まじい眼光と重量感のある拳は、クエンティン・タランティーノをはじめとする世界中の映画人を熱狂させ、晩年の「キル・ビル」や「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」に至るまで、そのカリスマ性は衰えることを知りませんでした。194作品に及ぶ膨大なキャリアの中で、アクション、ドラマ、犯罪といった硬派なジャンルを牽引し続けた事実は、彼の平均評価6.3という安定した実績以上に、業界に与えた衝撃の深さを物語っています。俳優としてだけでなく、演出家やプロデューサーとして後進を育成し、日本のアクション映画のスタンダードを世界水準へと底上げした功績は計り知れません。2021年に惜しまれつつこの世を去りましたが、彼が切り拓いた道は今もなお、スクリーンを越えて世界中の映画ファンやクリエイターの情熱の中に脈々と受け継がれています。