モテ記
あらすじ
ISBN: 9784594064853ASIN: 459406485X
映画『モテキ』ができるまでの“知られざる300日”を監督自ら書き綴る日記形式で完全収録。秘蔵カット&撮影秘話も満載。久保ミツロウによる“幻の『モテキ』ネーム”や森山未來、長澤まさみとの座談会も収録。
本作は単なるメイキングの記録に留まらず、一人の表現者が熱狂の渦中で何を思考し、いかにして時代を象徴する傑作を産み落としたかを綴る、極めて私的な闘争の書です。大根仁という異才の筆致には、フィクション以上に剥き出しの焦燥と昂揚が宿っており、創作という孤独な営みの本質を鋭く突きつけます。 映像版が放つ圧倒的な多幸感や疾走感の裏側で、いかに緻密な計算と泥臭い葛藤が積み上げられていたのか。本書に記された言葉の重みは、銀幕の輝きをより立体的なものへと昇華させます。テキストならではの心理描写が映像の余白を埋め、両者を往復することで作品への没入感は極限に達するでしょう。これぞメディアを越えた究極の共鳴です。
