あらすじ
ISBN: 9784065217252ASIN: 4065217253
廃墟と化した未来の日本。マルとキルコは、どこにあるともわからない「天国」を目指して旅を続けていた。二人は、「天国」を見つける鍵だと思われる「キル光線のマーク」を看板に掲げた「高原学園」のビルをついに発見! そこには何が……? 一方、「天国」こと「高原学園」では、学園の根幹を揺るがす事件が起こり、組織の人事異動が行われる。園長の思惑とは、果たして……? 厳しい世界を、悩みながらも軽やかに生き抜く、少年少女サバイブ群像劇!
石黒正数が仕掛ける多重構造の謎が、本巻でいよいよ臨界点に達します。廃墟の旅路と学園生活という乖離した世界が交錯し始める緊張感は、文学的なカタルシスの極致。緻密な伏線と日常に潜む不穏、そして人間性の根源を問う筆致は、読む者の魂を激しく揺さぶります。 アニメの鮮烈な映像に対し、原作は静謐な描写で読者の想像力を引き出します。コマ割りの妙や行間の心理描写は、漫画ならではの特権。両メディアを往復することで、残酷で美しい世界の解像度は劇的に高まります。物語の深淵に触れる悦びを、ぜひその手で味わってください。
