柴田錬三郎
飲む、打つ、買うと三拍子揃った岡っ引のどぶ。そのどぶが師走の深川木場の材木置場で寒はぜ釣りとしゃれこんでいた時、筏の下に隠密の死体を発見した。さらに三人の浪人の逆さ吊り殺人事件が起こり、やがて江戸を火の海と化す大陰謀が正体を現す「火焔小町」を含め3編を収録。多彩な登場人物が躍動する傑作捕物帖。
柴田 錬三郎 は、日本の小説家、ノンフィクション作家、中国文学者。本名齋藤錬三郎。 代表作に『眠狂四郎』シリーズ、『赤い影法師』『御家人斬九郎』『三国志 英雄ここにあり』などがあり、剣客ブームを巻き起こし、時代小説に新風を送った。「シバレン(柴錬)」の通称でも呼ばれた。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。