柴田錬三郎
名を捨て、師も中条流も愛も捨てる。世界は武蔵と二人。俺は宮本無三四だ。剣鬼となって武蔵を斃すことを悲願とした天性の兵法者、贋むさしが本物の老練な奇計に敗れるまでを描く表題作ほか、平手造酒、塚原彦六など、剣に天稟を持ちながら、その技ゆえに名もなく散った、異能の剣客達の凄絶な気骨溢れる連作六編。
柴田 錬三郎 は、日本の小説家、ノンフィクション作家、中国文学者。本名齋藤錬三郎。 代表作に『眠狂四郎』シリーズ、『赤い影法師』『御家人斬九郎』『三国志 英雄ここにあり』などがあり、剣客ブームを巻き起こし、時代小説に新風を送った。「シバレン(柴錬)」の通称でも呼ばれた。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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