あらすじ
ISBN: 9784041063491ASIN: 4041063493
これぞ日本の妖怪譚! 水木しげるが描く古典名作。
水木しげるが描く「日本霊異記」は、古典の漫画化を超え、異界と現世の境界を曖昧にする魔力に満ちています。緻密な背景と飄々とした筆致が織りなすのは、因果応報の冷徹さと、弱き者への温かな眼差しです。読者は一コマごとに、古の日本人が抱いた畏怖の正体と、水木哲学というべき深淵な死生観を突きつけられることでしょう。 映像化作品では怪異の躍動感や色彩が補完されますが、原作には沈黙の中にしか宿らない凄みがあります。紙の上で静止する妖怪たちは、かえって読者の想像力を極限まで引き出し、映像を超えた恐怖と感動を刻み込みます。両メディアを横断することで、魂が震えるような真の怪異体験が完結するのです。

水木 しげる(みずき しげる 、本名:武良 茂〈むら しげる〉、1922年〈大正11年〉3月8日 - 2015年〈平成27年〉11月30日)は、日本の漫画家、妖怪研究家、紙芝居作家。 大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町育ち。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市の水木通り沿いで経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家デビュー。代表作となる『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
映像化情報を読み込めませんでした(著者の権利情報など)。