あらすじ
ISBN: 9784092203259ASIN: 409220325X
終わったときにお化けがでるという、江戸時代の怪談会「百物語」が本になった!古来より日本全国に伝わる妖怪話から、「手洗い鬼」「鍛冶がばば」「えんらえんら」など100話をセレクト。
水木しげるが描く百物語は、単なる怪談集を超えた異界への招待状です。その本質は、緻密な点描が醸し出す静謐な闇と、愛嬌ある妖怪たちの対比にあります。自然への畏怖や人間の業を、文字と絵の相互作用で読者の心に刻む、まさに日本の霊性の記録といえるでしょう。 映像版では音と動きが妖怪の気配を生々しく補完していますが、原作の醍醐味は静止した絵から広がる無限の想像力にあります。一話ごとに頁をめくる行為が江戸の百物語を追体験する儀式となり、映像と本を往復することで、目に見えない世界との豊かな絆を再発見できるはずです。

水木 しげる(みずき しげる 、本名:武良 茂〈むら しげる〉、1922年〈大正11年〉3月8日 - 2015年〈平成27年〉11月30日)は、日本の漫画家、妖怪研究家、紙芝居作家。 大阪府大阪市住吉区出生、鳥取県境港市入船町育ち。ペンネームは、紙芝居作家時代に兵庫県神戸市の水木通り沿いで経営していたアパート「水木荘」から名付けた。1958年に漫画家デビュー。代表作となる『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』などを発表し、妖怪漫画の第一人者となる。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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