あらすじ
ISBN: 9784803006506ASIN: 4803006504
一流ホテルマンと周囲に偽っている歌舞伎町のラブホテルの店長・徹。彼はプロのミュージシャンを目指す沙耶と同棲しているがちょっぴり倦怠期だ。今日も勤め先のラブホテルでいつものように、苛立つ一日をすごすはずだった。歌舞伎町のラブホテルに集まる年齢も職業も違う、訳ありな男と女たち。彼らの人生が鮮やかに、激しく交錯し、欲望、寂寥、秘密が次々と現れる。そして徹の人生もまた予期せぬほうへ変わっていく。

1947年1月26日生まれ、東京都出身。 若松プロダクションの助監督を経て、1977年、日活ロマンポルノ『新宿乱れ街 いくまで待って』(曽根中生監督)で脚本家デビュー。『遠雷』(81/根岸吉太郎監督)、『嗚呼!おんなたち・猥歌』(81/神代辰巳監督)で第5回、『Wの悲劇』(84/澤井信一郎監督)、『ひとひらの雪』(85/根岸吉太郎監督)で第9回、『大鹿村騒動記』(11/阪本順治監督)で第35回日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞するなど、日本を代表する脚本家として活躍。近年の主な執筆作品に『さよなら歌舞伎町』(15/廣木隆一監督)、『幼な子われらに生まれ』(17/三島有紀子監督)、『あちらにいる鬼』(22/廣木隆一監督)など、この後、『福田村事件』(23年公開予定/森達也監督)が控えている。97年に『身も心も』を初監督し、『この国の空』(15)、第93回キネマ旬報ベスト・テン第1位に輝いた『火口のふたり』(19)に続き、本作が監督4作目となる。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。