沢村貞子
八〇歳を過ぎて女優を引退し、夫の希望で住み慣れた一軒家から海の見えるマンションへと引越した著者は、齢にさからわず、気楽に生きる時間に楽しみを見出す。女優時代のこと、下町気質の両親のこと、生まれ育った浅草の思い出などを織り交ぜながら「口に合うものを食べ、家人と語り合う幸せ」をしみじみとかみしめる日々を綴る。
沢村 貞子 は、日本の女優、随筆家。本名は大橋 貞子。