あらすじ
本書は、過去十数年にわたって作者が収集してきたネット上の怪文書を、誰かと共有出来たらと思い投稿していたものになります。その中の一つに「ダクダデイラ」という物があり、これを表題としています。掲示版の片隅からSNSの暗部まで幅広く怪文書を収集していく中で、運営や通報により削除対象となった文書も多数含まれていました。書籍化にあたっての文書の選別により、ネット上では過激過ぎたり、不道徳過ぎて既に削除された文書も収録し、結果的に公開分より約1/3の増量となっております。そちらの文書と合わせてお読みいただくことでこの禍々しい記録を広く共有できましたら幸いです。なお、本書には一部極めて過激な表現が収録されておりますので、心臓の悪い方は十分ご注意のうえご一読ください。
ISBN: 9784047388284ASIN: 4047388289
作品考察・見どころ
本書は、ネットの深淵に堆積した「人間の狂気」を剥き出しのまま提示する驚異の記録です。著者が長年収集した怪文書の数々は、整えられた物語では到達できない、無意識が放つ禍々しい輝きを放っています。言葉が崩壊し意味が消失する瞬間に立ち会うような、極めて倒錯的な文学体験がここにあります。 既存の倫理を嘲笑う禁忌的テキストは、社会が隠蔽する「生の叫び」そのものです。読み進めるほどに精神が侵食される感覚は、文字という形を取った純粋な悪意との対峙であり、読者は自らの内なる狂気を激しく揺さぶられるでしょう。この暗黒の記録を共有する覚悟があるか、今、貴方の理性が試されています。