森村誠一
クリスマスイブの夜、オープンを翌日に控えた地上62階の高層ホテルの壁面に、巨大な光の十字架が浮かび上がった。だが、その華やかなセレモニーの最中、16階から何者かに突き落とされたかのように男が転落。墜死したのはホテルの総支配人だった。落ちた部屋には鍵がかかっており、目撃者によると、その部屋から出入りした人間もいないという。そして、容疑者と見られていた社長秘書が大阪で殺され、さらに第3の事件が!密室とアリバイで構築された社会派推理小説の傑作。
森村 誠一 は、日本の小説家・作家。元ホテルマンであり、ホテルを舞台にしたミステリー作品を多く発表している。江戸川乱歩賞や日本推理作家協会賞など数々の推理小説の賞を受賞した。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。