藤井邦夫
公事宿「巴屋」に、常陸の百姓が年季証文を持ち込んだ。百姓の女房が料理屋「松葉屋」での奉公を終えているはずだが、まだ明けていないといわれたのだという。「巴屋」出入物吟味人の日暮左近が「松葉屋」の周りを調べ始めると、次々に不審な点が見つかり、背後にある藩の影が浮かんできた―。左近の無明斬刃剣が、弱き者を狙う悪を斬る!迫力と充実のシリーズ第七弾。
藤井 邦夫 は、脚本家、小説家、元監督。北海道旭川市出身。別名義に相里修がある。