和久峻三
赤かぶ検事が追及するのは、夫殺しの嫌疑をかけられた資産家夫人とその愛人、決定的な証拠も揃い、普通ならば単純な裁判になるはずだったのだが...。立ちはだかったのが、新しく導入された“裁判員制度”と、やり手美人弁護士。公判前整理手続の段階から丁々発止の駆け引きを繰り広げる検察と弁護人。裁判員制度を初めて描いた書下し法廷長篇。
和久 峻三 は、日本の推理作家・弁護士。本名は古屋峻三。別名として夏目 大介。写真家としての顔も持ち、日本図書館協会選定図書の写真集『日本の原風景』(1993年)も発表している。