あらすじ
「ちいさい秋見つけた」「リンゴの唄」「うれしいひな祭り」…
広く世にうたい継がれる、これらの歌詞は、サトウハチロー(1903〜1973)によるものです。
この詞華集は、生涯の詩作の真髄を一冊におさめました。
ハチローを最初に国民的な詩人にしたのは、「リンゴの唄」と「長崎の鐘」の二篇です。
先の戦争に負けて悲嘆にくれる日本人を元気づけた「リンゴの唄」、原爆で悲惨な目に遭った人々を、なぐさめ・はげました「長崎の鐘」。また「おかあさん」についての温かい詩が数多くあります。
サトウハチローの詩が今日なお、災害や疫病に苦しみ悩む人びとを、なぐさめ・はげます力になることを祈ります。
リンゴの唄/泣きたくなるのはいいことだ/ムリすんなよ
悲しくてやりきれない/いつでもどきどきしてるんだ/雨ですこっそり降ってます
やけ酒/もしも月給が上ったら/うちの女房にゃ髭がある
そぼくな恋/胡桃/象のシワ/友達はいいもんだ/この世で一番短い歌
みみずとボク/仲なおり/シャベルでホイ/木のぼり小僧
叱られ坊主/自画像/この手はこの手は何をする/もつれもつれて…
涙は似合わない/誰にも言わないから…/落ちつかない日は…
トテトテパアとおくるんだ/どうですどうだいどなもんだい
パカランチャア/ねむれない夜は…/この世の中で一番/母 ママ お母さん
おめめがさめれば かあさん/でんでん虫にも/おふくろちゃぶくろ
かあさんのためいき/おかめひょっとこ/かあさんのひざは
たわむれに/ちちんぷいぷいごようのおんたからん/ちいさい母のうた
爪色の雨…一/爪色の雨…二/爪色の雨…三/めんこい仔馬
うれしいひな祭り/きいろいきいろい歌/もんしろ蝶々のゆうびんやさん
かわいいかくれんぼ/百舌が枯木で/ちいさい秋みつけた/長崎の鐘
…全51編
編者あとがき…田中和雄



