塩田武士
関西のある地方都市で、ダークな一面も持つ人間と噂される市議会議長が殺害された。所轄のベテラン刑事・本宮宣親は県警捜査一課の若手・平原優子とともに容疑者の手がかりを求め、聞き込みを行う。恨みによる犯行なのか、それとも汚職にまつわる暴力団絡みの事件なのか。捜査が進むなか、本宮は図らずも自身が封印してきた過去と向き合うことになる。「真実」が明らかにされたとき、人は本当に救われるのかーー「正義」について問いただす、社会派小説。
塩田 武士 は、日本の小説家。兵庫県尼崎市生まれ。報徳学園高等学校、関西学院大学社会学部卒業。姉は、関西地区を中心に活動する放送タレントの塩田えみ。