あらすじ
ISBN: 9784091897183ASIN: 4091897185
文学界の名作を独自の解釈で綴る異色作。 日本文学の不朽の名作『人間失格』をトップホラー漫画家の伊藤潤二氏が独自の表現で捌きます。 隣人の幸福が理解できない。なのに、隣人の目が気になって仕方ない。そんな主人公・大葉葉蔵が必死で身につけたのが道化だった。上京した葉蔵は堀木に誘われ、非合法活動に参加する。 活動に疲れた葉蔵はある女給と出会うが...... 「世間と折り合いがうまくつかない」そんな読者に長く愛されてきた名作を、伊藤潤二氏がホラーの要素を絶妙に取り入れ、構成した衝撃作です。是非手にとってください。宜しくお願いいたします。 【編集担当からのおすすめ情報】 太宰の『人間失格』は、「人間の恥部をここまで書いていいのか?」という究極の文学表現です。また伊藤潤二氏のホラー漫画も時に「ここまで描くか」というぶっとんだ表現がなされます。 今回、太宰の名作を題材に得たことで、伊藤潤二氏はこれまで以上に鮮烈な漫画表現を発信しています。

1963年7月岐阜県生まれ。歯科技工所で働きながらホラーマンガ家を目指す。1986年2月、月刊ハロウィン(朝日ソノラマ)の第1回楳図賞に投稿した作品が佳作入選。翌年、同誌に何度殺しても生き返る美少女「富江」が掲載され、デビューした。しばらく技工士とマンガ家の2足のわらじで活動するが、1990年に退職し専業マンガ家に。コンスタントに作品を発表し、ニューウェーブホラーの第一人者として活躍した。1998年、ビッグコミックスピリッツ(小学館)にて、幻想ホラー「うずまき」の連載を開始。ホラーファンのみならず幅広いファンを獲得し、注目を集めた。1999年には人気シリーズ「富江」が菅野美穂主演で映画化。その後も多くの作品が映像化されている。その他の代表作にゲーム「サイレン」に影響を与えた「サイレンの村」、行方不明者が空から降ってくる「落下」、美少女になる伝染病が蔓延する世界を描いた「薄命」など。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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