若林稔弥
殺すも愛、殺さぬも愛。ブラック企業のOLからホワイトな殺し屋に転職したカナコが、またひとつ強くなる第七巻!
ブラック企業を脱した女性が殺し屋として自己肯定感を取り戻す。本作の真髄は、道徳的タブーとホワイトな職場の対比から生まれる、歪で切実な救済にあります。カナコの天真爛漫な狂気がプロ意識へ昇華される時、読者は善悪を超えた「生きる喜び」の正体に触れることになるでしょう。 若林稔弥氏の描くテンポは、映像化によりコミカルさと凄惨さの落差がさらに強調されました。原作特有の「間」の美学と映像の躍動感が共鳴し、彼女の成長というテーマを鮮烈に際立たせています。両メディアを横断することで、殺意さえも愛へと変える本作の独創的な人間賛歌が、より深い感動を呼び起こすはずです。
若林 稔弥 は、日本の漫画家。男性。既婚。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。