余力ゼロで生きてます。
あらすじ
ISBN: 9784022516480ASIN: 4022516488
43歳での出産と育児を赤裸々に描く、爆笑&ちょっと感動のエッセイ。

三重県四日市市に生を受けた水野美紀は、今や日本の映像・演劇界において、代えの利かない強靭な個性を放つ至高の表現者へと昇華した。1990年代、深夜番組で見せた瑞々しい魅力で一世を風靡した彼女は、1996年の映画ガメラ2 レギオン襲来で見事に銀幕のヒロインへと脱皮し、特撮の巨大なスケールに引けを取らない凛とした存在感を確立した。特筆すべきは、華奢な外見からは想像もつかない圧倒的な身体能力と、ジャンルを問わぬ変幻自在な演技の深みだ。114本に及ぶ出演作という驚異的な実績と、平均評価6.5という揺るぎない数字は、彼女が作品の質を底上げする確信犯的な実力派であることを如実に物語っている。ドラマで見せる繊細な機微、コメディでの突き抜けた瞬発力、そして本場仕込みの鮮烈なアクション。演劇ユニット、プロペラ犬を主宰し、私生活では同じく表現者である唐橋充と歩みを共にする彼女は、演じることへの飽くなき探求心を持つ真のクリエイターでもある。成熟を重ねるごとに鋭さと深みを増していくその芝居は、観客に鮮烈な記憶を刻み込み、日本映画界の豊かな土壌を支える唯一無二の光として輝き続けている。