清水擴/藤井恵介/伊藤延男
本書は日本建築史研究のみならず将来の設計や日本建築を守り伝えていくことにおいても基礎資料となっている『日本建築史基礎資料集成』で未公刊となっていた資料のうち、『仏堂V』制作のために執筆・収集されたものを装いも新たに刊行。専門家による学術的知見を記した解説と、写真・図面を収録し、中世に創建された和様色の強い代表的な十件の中世本堂に近世前期に再建された平安時代からの大寺院の三件を加えた計十三棟、いずれも国宝の仏堂を掲載する。中世本堂概説一 西明寺本堂二 長寿寺本堂三 大報恩寺本堂四 明通寺本堂五 霊山寺本堂六 室生寺本堂(灌頂堂)七 太山寺本堂八 金剛輪寺本堂九 常楽寺本堂一〇 善水寺本堂一一 園城寺金堂一二 清水寺本堂一三 延暦寺根本中堂後 記
藤井 恵介 は、日本の建築史家、保存学者。東京大学名誉教授、元建築史学会会長、元文化庁文化審議会委員(文化財分科会)、東京芸術大学客員教授。(株)藤井恵介建築保存学研究所主催。工学博士(東京大学)。