ケイレブが帰ってくる―シーラは動揺していた。十二年前、シーラはずっと憧れていたケイレブと一夜をともにした。だが、奨学金を得て別の町の大学に行くことが決まっていた彼は、その後シーラになんの連絡もくれなかった。あの情熱の夜に生まれた秘密に気づかれないためにも、彼には絶対近づかないでいよう...シーラは固く心に誓った(『あの夜の秘密』)。子供をつくれない夫のたっての希望で、夫の親友ハンクに協力をあおぎ、スーザンは人工授精を受けた。だが妊娠がわかった矢先、夫を不慮の事故で失う。かつてスーザンは、ハンクにかなわぬ思いを寄せていた。だから本当は、彼の子を宿すことに不安を感じていたのに...。そんなスーザンの戸惑いをよそに、ハンクが故郷に帰ってきた(『愛への道のり』)。