樋口明雄
東京・杉並区で起こった連続愛犬殺害事件。殺された犬はすべてシェパード。空手の全国大会に出場するため上京していた山梨県警南アルプス署の神崎静奈と後輩の曾我野は、愛犬のバロンを迎えに行く途中、偶然、一匹のシェパードと飼い主の少年が車で連れ去られる現場に遭遇する。カーチェイスの末、犬と少年を無事救出した静奈たち。だが今度はバロンが攫われる……。事件の裏に隠されたもうひとつの事件とは? 大藪春彦賞作家の書下しサスペンス。
樋口 明雄 は、日本の小説家。『頭弾』、『狼叫』(講談社)、『狼は瞑らない』『光の山脈』(角川春樹事務所)、『約束の地』、『ドッグテールズ』(光文社)、『天空の犬』(徳間書店)など、作品は冒険小説、山岳小説、SFからライトノベル、ゲームブックまで多岐にわたる。また実話怪談ブームの先駆けとなった『「超」怖い話』シリーズの2代目編著者を務めた。