オルハン・パムク/宮下遼
十二歳のときに大都市イスタンブルにやってきたメヴルトは、伝統的な飲料ボザを売り歩きながら、恋をし、家族を作り、成功を夢見るが……『わたしの名は赤』のノーベル賞作家の最新作。
オルハン・パムク は、トルコの作家。現代トルコを代表する小説家であり、故郷の町イスタンブールを舞台に、トルコの西欧化の問題をポストモダニズムとも言われる前衛的な作風で描くことで知られる。2006年にノーベル文学賞を受賞し、トルコ人で初のノーベル賞受賞者となった。代表的な作品に『白い城』『黒い本『新しい人生』『わたしの名は紅(あか)』『無垢の博物館』『雪』など。