富樫倫太郎
自分は真に光源氏の子なのか―悩む薫中将。ただひたすら、光源氏ように生きたい―憧れる匂宮華麗なる「源氏物語」の世界を舞い続ける、ふたりの殿上人。あたかも、光源氏の幻影を追うが如く...。だが、雅なるこの平安世界にも、闇は在る。人の欲、すなわち業...それらを呑み込み現れる魑魅魍魎。陰陽師・白鴎ら仲間たちの力を借り、闇に挑む薫と匂宮だが...。絢爛にして摩訶不思議な世界―。「妖説源氏物語」、第二幕。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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