あらすじ
ISBN: 9784062934435ASIN: 4062934434
霧の早朝、私と鮭川は声を持たない聡明な赤目姫と三人でボートに乗っていた。目指す屋敷で、チベットで、ナイアガラで。私たちの意識は混線し、視点は時空を行き来し、やがて自分が誰なのかもわからなくなっていくーー。これは幻想小説かSFか? 百年シリーズ最終作にして、森ファン熱狂の最高傑作!
第1章 廉潔の館へ
第2章 翠霞の宮殿へ
第3章 紫の朱を奪う
第4章 形而下の浸透とその法則性
第5章 疑念の振動とその不規則性
第6章 虚数のように軽やかに
第7章 天知る地知る
第8章 麗しき天倪
第9章 熟せずして青枯らび
第10章 紅塵を逃れるに迅
第11章 座して星原を見る
第12章 シルーノベラスコイヤ
第13章 フォーハンドレッドシーズンズ
解説:冬木糸一
著作リスト
森 博嗣 は、日本の工学者・小説家・随筆家・同人作家。工学博士(名古屋大学・論文博士・1990年)。元名古屋大学大学院環境学研究科都市環境学専攻助教授。ローマ字表記は「MORI Hiroshi」。妻はイラストレーターのささきすばる。近年は、清涼院流水が立ち上げたプロジェクト「The BBB」 に参加し、『スカイ・クロラ』(2001年)『すべてがFになる』(1996年)など英語版の著作を発表している。