安藤優一郎
「旅行ガイドブック」を開いて、心うきうきと「買い物は何を?芝居とのパッケージツアーはどう?」これは江戸時代の庶民の姿―。江戸中期、元禄年間から一大旅行ブームがわき起こった。成田へ伊勢へ善光寺へ、熱海・箱根の温泉へと庶民男女が繰り出した。武士や公家、大名、将軍は―かなり可哀そう。現代人もナットクの旅行エピソードと、その背景を解き明かす。
安藤 優一郎 は、日本の歴史学者。専門は日本近世史(都市史)。