早見和真/かのうかりん
NHKニュース、他各メディアでも取り上げられた話題作、「かなしきデブ猫ちゃん 兵庫編」ファイナルは、シリーズ初のミステリー!身に覚えのない罪を着せられ、指名手配されたデブ猫のマル。 警察に追われながら、ミタタビ兵庫県を大奔走!怪盗Xとは?光のトンネルとは? 阪神・淡路大震災から30年を迎えた被災地から届ける、命の物語。
早見和真氏の筆致が光る本作は、児童書の枠を越え、再生を刻む叙事詩へと昇華されています。マルの奔走を通じ、震災から三十年を迎える兵庫の「今」を生きる人々の祈りが鮮烈に描かれます。ミステリーの形式を借りて命の重みを問う構成は、大人の魂をも揺さぶる文学的深みを湛えています。 物語の灯火が、被災地の記憶を次世代へ繋ぐ。その崇高な試みは、読了後に哀しみを超えた勇気を与えるでしょう。「光のトンネル」の先に待つ真実とは。本作は、震災の地から今を生きるすべての人へ捧げられた、魂を震わせる希望の物語に他なりません。
早見 和真 は、日本の小説家。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。
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