あらすじ
ISBN: 9784847060540ASIN: 4847060547
若き日に手塚治虫の『鉄腕アトム』のTV化に携わり、「命なきものに命をあたえる」というアニメの極意を感受した杉井ギサブローは、その真髄の表現を求めて、求心的に歩んできた。時には、その高い理想のためにアニメの世界を離れ、10年の放浪の旅を続けた。やがて、日常と生死の繊細且つ静謐な世界を描くあだち充の『ナイン』『タッチ』の世界をアニメ表現の土壌で開花させるために復活し、そして遂に、この孤高のアニメ師は、宮沢賢治に辿りつく。もちろん、その本当の意味での旅は、まだ、終わっていない。日本アニメの歴史の深淵的な一面を伝える待望の一冊。

杉井 ギサブロー は、日本の男性アニメ監督、脚本家。日本映画監督協会会員。日本アニメーター・演出協会(JAniCA)会員。代表作に『タッチ』、『銀河鉄道の夜』、『ストリートファイターII MOVIE』、『あらしのよるに』など。タツノコプロ出身のアニメーターの杉井興治は実弟。