もはや宇宙は迷宮の鏡のように
あらすじ
ISBN: 9784779158346ASIN: 4779158346
書き下ろし、SF大長編最新作! 荒巻義雄本人が「遺書」として書いた超大作! 時空を超えた壮大なマニエリスム量子論を刮目せよ! 本作は、荒巻義雄メタSFの代表作 『白き日旅立てば不死』『聖シュテファン寺院の鐘の音は』 につづく白樹直哉三部作の最終巻である。 特別書き下ろし解説=学魔=高山宏(大妻女子大学教授) 帯文は、SF批評家=巽孝之(慶應義塾大学教授) 【作品冒頭部分】 ふと浮かんだ〈臨終〉という言葉を、女は打ち消す…… ひとつの魂の転移が迫っている…… 『白き日旅立てば不死』、その14年後の世界を描いた 『聖シュテファン寺院の鐘の音は』、 時空を転移した白樹直哉の臨終の瞬間、彼の魂は、 何処へ転移しようというのか…… マニエリスムの第一人者、高山宏に 「混沌の只中にコンパスをもって自閉し、 生じつつある事態を却って怜悧に観察し、計量し、構築する 珍らかな知性タイプ、感性タイプをマニエリスム、 その族(やから)をマニエリストと呼ぶ」と言われた、 マニリスト=荒巻義雄の描いたマニエリスム量子論とは……!
荒巻 義雄 は、日本の小説家、SF作家、推理作家、評論家、詩人。 本名、荒巻邦夫、後に荒巻義雅と改名。『紺碧の艦隊』の大ヒットで、いわゆる架空戦記小説の世界を代表する小説家として広く知られている。静修女子大学(現・札幌国際大学)教授も務めた。