角田光代
不倫相手の留守宅に忍び込み、本妻の生んだ乳飲み子を思わず連れ去ってしまうヒロイン希和子。その希和子に逮捕までの数年間、愛情を注がれて育てられる娘。親元に戻された娘と生みの親たちの戸惑い。やがて娘は成人し、新たな人生を生きる。あたかも七日で死ぬべき蝉が八日目を生きるように、あるべき人生から大きく逸脱した世界を生きる。八日目の先は懸命に生きるしかない。第2回中央公論文芸賞受賞。
角田 光代 は、日本の小説家、児童文学作家、翻訳家。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。