MartaniMarco
還暦をとうに過ぎながらも組織一の殺し屋として名を轟かすオルソ。ある日心臓発作に見舞われて生死の境を彷徨った彼は、40年前に生き別れた恋人と娘に一目会いたいと願うようになる。忠実に仕えてきた組織に楯突き、オルソは二人が暮らすというイタリア中部の小さな町へ向かうが、道中の列車内で突如男が襲ってきた。その男の連れにはどこか見覚えがありー。イタリア映画界の旗手が放つ慟哭のノワール。マリアーノ・ロミーティ文学賞デビュー作部門受賞。