佐々木裕一
将軍家光の正室の実弟で、公家から旗本となった鷹司松平信平は、病床の老中、松平伊豆守を見舞った帰路、桜吹雪の桜田堀にさしかかった。五、六人の曲者が一人の老侍に斬りつけている。信平が助けたのは、元備中成井藩の江戸家老で、達磨先生と呼ばれる男であった。どうやら五万石の小藩に嵐が吹き荒んでいるようだ。熱き想いの侍たちに信平は...。
佐々木 裕一 は日本の小説家。架空戦記、時代小説の分野で活動している。