安藤昇
昭和25年の暮れ。15歳の高橋昌幸は奥羽本線の夜行列車で、早朝の上野駅に下り立った。焼け跡にバラックがひしめき、周辺には浮浪者があふれていた。―がそれから何年も経づに、持ち前の頭脳と度胸で、ヤクの売人として裏社会で絶大な信用を得る。そして安藤組の知遇を得ながらも、土建業の世界へ歩を進め、やがて高橋組の看板をあげるまでの怒濤の人生。
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