あらすじ
ISBN: 9784087880588ASIN: 4087880583
1995年のデビュー以降、映画・ドラマ・CMなど常に第一線で活躍している女優・広末涼子さんの最新写真集です。
『R』『H』『No Make』『teens 1996-2000』(すべて集英社)--90年代「ヒロスエ現象」を巻き起こした大ヒット写真集から、実に22年ぶりとなる写真集。2020年7月18日の記念すべき誕生日から、東京、千葉、久米島、嬬恋など多くの場所で、新型コロナウイルスの影響に翻弄されながら、2年間にわたり撮影してきた今作。40代を迎えた広末涼子さんが、表現の原点のひとつとして大切にしてきた写真の世界と改めて向き合った作品です。
【広末涼子さんコメント】
正直、この年齢になって写真集を出すなんて思ってもみないことでした。いろいろ勇気や覚悟のいるチャレンジでしたが、ありのままのヒロスエを見ていただき、男性にも女性にも「あ〜歳を重ねることも悪くないかもな!」なんて思ってもらえたりしたら本望です。

広末涼子は、時代を象徴する鮮烈な透明感と、歳月を経て磨かれた確かな表現力を併せ持つ、日本映画界にとって唯一無二の存在です。1990年代後半、ポケベルのCMを端緒に巻き起こった「ヒロスエブーム」は、単なるアイドル人気の枠を超え、一つの社会現象として歴史に刻まれました。当時の彼女が放った中性的で瑞々しい輝きは、日本中の若者を虜にし、瞬く間に国民的スターとしての地位を不動のものにしました。しかし、彼女の本質は一時の熱狂に留まることはありませんでした。リュック・ベッソン製作の「WASABI」で国際的な舞台へ進出し、さらには米アカデミー賞外国語映画賞を受賞した名作「おくりびと」において、抑制の効いた深みのある演技を披露。世界が認める実力派女優へと見事な転身を遂げたのです。 キャリア統計を見れば、その歩みの重厚さは一目瞭然です。125作品という膨大な出演実績を誇りながら、平均評価★7.2という高い水準を維持し続けている事実は、彼女が常に作品の質を担保する稀有な才能であることを物語っています。ドラマ、コメディ、ミステリーと多岐にわたるジャンルを自在に横断し、それぞれの物語に溶け込みつつ鮮明な印象を残すその手腕は、まさに熟練の表現者と言えるでしょう。現在は個人事務所の代表として自らの足跡を主体的に刻み始め、さらなる深化を続けています。一人の少女が時代を背負い、やがて銀幕の品格を支える真の俳優へと成熟していくその軌跡は、日本映画史における最も美しいクロニクルの一つです。