遠藤明範
江戸市中を炎で包み、七千人もの死者を出した安政の大地震。噺家・三遊亭円朝はその災禍の混乱のさなか、葛篭に入れられた人骨を目撃する。それは何度も夢で見た光景と同じだった!不吉な思いを抱えたまま地震の後始末に追われる円朝のもとに、旅回りに出た父親が人を殺めたという報せが入る。父の無実を信じ、現地下総羽生村におもむいて事件を調べていくうち、円朝は因縁因果の迷宮に足を踏み入れてしまうことになる...。
遠藤 明範 は日本の脚本家、作家。神奈川県出身。同志社大学文学部心理学科卒業。旧ペンネームは遠藤明吾。