姉のレイチェルは39歳。知的障害を持つ妹ベスは38歳。レイチェルは長年つきあっていた彼と別れて以来、成功だけを夢見て仕事に没頭する日々を送っている。かたやベスは生活保護を受けながら、働かずに暮らしていた。ベスは路線バスに乗るのが大好きで、始発から好きな運動手のバスを次々と乗り継いでは、夕方まで車内の人たちとおしゃべりを楽しむのだった。離れて暮らし、あまり連絡もとりあわなかったふたり。だがベスの突然の提案で、1年間いっしょにバスに乗ることになる。はじめはベスに「つきあってあげていた」レイチェルだったが、ストレートに愛情を示すベスや車内の個性的な人々と交流するうちに、自分が変わりはじめたのに気づき...。