玉田俊郎/中里和人/松田真生/FUIGOLAND
鹿嶋、伊勢、多気、大和路の風景が語る、万葉びとの感性と信仰古代から今日に至るまで、中央構造線沿いには豊かな自然と風景が形成されている。そこには、信仰の拠り所なる多くの神社があり、社殿を持たない山や石を神体とする神社も多い。さらに歴史を遡ると、縄文時代の人々の営みに端を発することが見て取れる。自然と風景、人々の営みと信仰が一体となり、日本固有の文化を形成している。本書では、日本独特の文化形成を視覚言語という観点から捉え、写真と文章で綴っていく。また、視覚文化の形成に重要な要素となる視覚言語として、アイコンについて解説を行なっている。文字を持たなかった古代において、アイコンによる信仰の共有と継承について述べていく。カラー写真 50モノクロ写真 151. 日本の原初的風景を歩く - 魂しずめ、魂ふりの風景2. 信仰と祈りの伊勢、熊野を歩く - 信仰と祈りのアイコン3. 朱に寄せた永遠の願い - アイコニックカラーとしての辰砂4. 精神文化と循環の思想 - 縄文文化と呪術文化5. 視覚言語としてのアイコン