シナリオ構造論
あらすじ
ISBN: 9784845916139ASIN: 4845916134
半世紀を経て待望の名著復刊。「構造」から映画を考える、シナリオ創作の代表的入門書!
小津安二郎の盟友、野田高梧が綴った本書は、単なる技術論を超えた物語への情熱に溢れています。論理的な構造の深淵に、いかにして人生の機微を宿らせるか。その思索の軌跡は、創作を志す者のみならず、物語を愛するすべての読者の魂を揺さぶる力を持っています。 劇的な事件に頼らず観客を魅了する静かなる骨格は、野田文学の真骨頂です。小津映画の気品を支えた論理的思考は、時代を超えて普遍的な輝きを放っています。本書を紐解けば、映像作品を鑑賞する視座そのものが劇的に進化する、芳醇な知の体験が約束されています。

野田 高梧 は、日本の脚本家。シナリオ・ライター協会初代会長。 次兄は日本画家の野田九甫、娘は脚本家の立原りゅう、その夫は同じく脚本家の山内久。また、幕末の漢学者・野田笛浦は祖父にあたる。