杉森秀則
小さな町の銭湯の一人娘(水の女)は、町で有名な“雨女”。彼女の人生に何かが起こると、決まって空は雨になる。唯一の肉親の父親と婚約者を同時に失い、天涯孤独の身になったある雨の日、ふらりと現れた謎の男(火の男)を釜場に雇い、ふたりは暮らし始める。名前も過去も、何も聞かない、今ここだけの愛が綴られていく。晴れた日に降る雨のように...静かで、やさしい男と女の愛の物語。
杉森 秀則 は日本の映像作家、CMディレクター、映画監督、広告クリエイティヴ・ディレクター。株式会社映像制作センター代表取締役。富山県富山市出身。
実写化・アニメ化された映画やドラマを観て、原作小説ならではの美しい心理描写や、映像化で新たに加えられた解釈・演出との違いを楽しみましょう。