あらすじ
「会社員」/「職業」中心のキャリアの違いを意識しながら、若者のキャリア形成を検討。 日本社会での就職は、「就職の判断材料が職業ではなく、会社になる」、就「職」ではなく就「社」だと言われている。 本書では職種中心にキャリアを歩む若者たちに焦点をあて、彼ら/彼女らの職業への移行や初期のキャリア形成を検討する。 就「社」型キャリアが優勢な社会のなかで、職種中心のキャリアはどういった特徴を持つのか。 そして、若者の職業移行やキャリア形成に関する従来の研究にどのような視点を提供できるのか。 職種中心のキャリアを就「職」型キャリアと名づけ、検討していく。 専門学校の若者の初期キャリア、専門学校の入学から卒業、専門学校の女性とキャリア、の3部構成にて、 アンケート調査やインタビュー調査データも元に、 就「社」社会のなかで就「職」する若者たちの移行やキャリア形成に対して、 専門学校を含めた職業教育に何ができうるのかを議論する。 【執筆者】 片山悠樹(KATAYAMA Yuki)【編者】(序章・2章・3章・4章・5章・10章・終章) 所属:愛知教育大学教育学部准教授。専門:教育社会学・職業教育論。 主な業績:『 「ものづくり」 と職業教育工業高校と仕事のつながり方』(岩波書店:単著), 『現場から変える! 教師の働き方できることから始めるローカルな学校改革』(大月書店:共編著), 『危機のなかの若者たち教育とキャリアに関する5年間の追跡調査』(東京大学出版会:分担執筆)ほか 岩脇千裕(IWAWAKI Chihiro)(1章) 所属:(独)労働政策研究・研修機構主任研究員。専門:教育社会学 主な業績:『 日本社会の変容と若者のキャリア形成』(労働政策研究・研修機構:分担執筆)ほか 都島梨紗(TSUSHIMA Risa)(4章・9章) 所属:岡山大学社会文化科学学域(文)准教授。専門:教育社会学・犯罪社会学。 主な業績:『非行からの「立ち直り」とは何か』(晃洋書房:単著)ほか 上地香杜(KAMIJI Koto)(4章・8章・9章) 所属:静岡大学教職センター特任助教。専門:教育社会学。 主な業績:「大学進学時におけるジェンダーと地域移動に関する基礎的検討都道府県別の経年変化に着目して」『日本高校教育学会年報』31:50-59ほか 尾川満宏(OGAWA Mitsuhiro)(6章・7章) 所属:広島大学大学院人間社会科学研究科准教授。専門:教育社会学。 主な業績:「若者の移行経験にみるローカリティ仕事,家族,地元のリアリティをめぐる社会=空間的アプローチの可能性」『教育社会学研究』102:57-77 ほか








