吉野聡
近年、職場で「うつ」を訴える人が増えている。真面目で几帳面な人がなりやすい「従来型うつ」に加え、自己主張の強い「現代型うつ」の若者が増加しているのである。この「現代型うつ」を“未熟”の一言で簡単に切り捨てる上司が多いという。だが、それでは若者は本来の能力を発揮する機会を失ってしまう。結果として、社会全体の損失につながってはいないだろうか。精神科産業医が提言する、「現代型うつ」との向きあい方。